養育費についてのケーススタディ

北村明美弁護士が実際に担当した養育費についてのケースをご紹介します。

事例1:私の夫は、医者です。(田中さん(仮)の場合)

私の長女は東京の私立高校(お嬢様高校)に行き、そのままその大学に行く予定です。中学生の長男は、父親と同じように医者になりたいと思っていますし、夫も、そのように考えて、医学部入学率が一番高い、私立T中学校に入学させました。

ところが、夫のほうから離婚を申しだされたのです。

驚いて調べたところ、なんと若い24才の女性と不倫をして、その女性に子供まで作らせたことがわかりました。

離婚したくないと言って、かなり長い間ねばりましたが、精も根も尽き果てたので、北村明美弁護士の下に相談しました。

北村明美弁護士は、夫が離婚を望んでいる今であれば、高い自宅もくれ、十分な養育費もくれるという言葉に、

「旦那さんの職や性格を考慮し、長女の私立高校・大学の学費や入学金、長男の私立中学・高校、大学医学部の学費、入学金や生活費などを払い続けてもらうことは可能だと判断しました。

ただし、まだ先の長いことなので、単なる口約束や示談書ではなく、支払ってこない時に強制執行ができる、公正証書か、調停調書を作りましょう。」と言ってくれました

医師の夫は、こちらの条件をほとんど飲んでくれました。ただ「長男には国公立大学の医学部へ行ってほしい。私立の医学部の学費はとても出せる金額ではないので…」と言いました。

北村明美弁護士は「そうですね。ただ現在お父さんとお母さんの離婚問題で学校を休みがちなのです。先生(彼女の夫は医学部教授であった。)、勉強を見てあげていただけませんか」とお願いしてくれました。夫は「みます。息子と連絡取ります。」と言ってくれました。

 

事例2:離婚する時期も大事(西口さん(仮)の場合)

私は夫が不倫をしている事に気が付きました。

しかし、2人の子供がいたので、養育費が問題となり、北村明美先生のところに相談をしました。

50坪ほどの自宅の土地建物と慰謝料、1000万円、養育費は子供2人が学生の場合、学生の間は2人で月25万円、上の子が卒業した場合は、半分ではなく月18万円で、入学金や授業料は、別に夫が支払うという、かなり夫側には不利な条件を提示しましたが、夫は、若い愛人からせっつかれており、どうしても今年中に離婚を成立させたかったため、こちらの条件をかなり飲んだのです。

北村明美弁護士は

「離婚にもするタイミングが大事なんです。夫が条件を譲ってでも離婚したいと思っている時に、離婚してあげれば、満足できるものももらえるし、後々の子供と夫の関係も、うまくいきます。養育費もきちんと払ってくれると思います。」

なるほど、そのとおりだなと実感しました。

 

事例3:養育費は払わなくてよい?!(伊藤さん(仮)の場合)

 

私は夫が不倫をしたので、幻滅し、子供を連れて実家に戻りました。

夫は、「自分も親が離婚したが、母親は父親から1円の養育費ももらわず、女手一つで育ててきたのだから、俺も養育費は払いたくない。」と言ってきたので北村明美弁護士に相談をしました。

北村明美弁護士は「夫の言い分は時代も違うし、言語道断です。

養育費というのは、実の親が実の未成年の子供を扶養する義務があるから、養育費支払い義務があるのです。

その扶養義務というのは、1個のパンしかなければ、分け合ってでも子供にあげなければいけないほどの、強い義務です。

(年老いた親を扶養する義務は、自分が腹8分食べて、残ったら、それをあげるという扶養義務ですが、未成年の子供を扶養する義務は、とても強い義務なのです。)

この場合、夫と妻の収入から割り出す、簡易迅速な養育費等の算定を目指して裁判所が作った算定表を基準にして養育費を決めましょう。」

と具体的な案も出していただきとても心強かったです。